自己の事故

人生の楽しみとしてのイベント、人生の

いわゆるネタ人生というものは、望んで起こすのではなく向こうからやってくるのである。
想像をこえるイベントに人生を左右されつつ「なんで俺だけ・・・」とお月様を見上げ、「いまごろ佐紀チャソなにしてるかなあ」と現実逃避を秒間的に実施し、自我の維持を計ったのち予想外の展開をみせる事態に泣きながら応対する。

それがネタ人生だ(おそらく違うw

サカヲタだった私をハロープロジェクトのファソの極北ともいうべきヲタの道に誘い入れたのは加護あいぼんと清水キャプテンであるが、彼女達と遭遇するきっかけを作ったのは私と腐れ縁のキショイ糸で結ばれたポン友エメ(仮名)である。

それは忘れもしない2004年9月23日。
その日私はコンサドーレ札幌の試合を応援するため厚別公園陸上競技場にいた。
その日は奇しくもW&Berryz工房のコンサートがやはり札幌でおこなわれる具合になっていた。奴は私を誘った。
「試合が終わってからでも十分間に合うよ」
行くと答えた時点で私の敗北は決まっていたのか。

ポン友と私は某アミューズメント企業が旭川に新規出店する際に雇用されたスターティングスタッフであった。面識はなかったとはいえ高校も同じだった。
半年後わたしはその企業をかなりな不具合を起こして退職する。人生で何回目かの挫折を味わったが、なぜかそのあと交流を持ち続けたのはこのポン友であった。

しかしまさかあややに心奪われたヲタになっていたとは知らなかった。
かれはことあるごとに洗脳活動を仕掛けたが私はそう簡単に陥落しない。「スキージャンプ・ペア」のDVDを餌にアヤ紺DVDなどを抱きあわせで貸し付けるのはもはや悪徳商法のレベルとさえ思った。
ポン友は去年8月の段階でBerryz。特に桃子に完全にお熱であった。
何回目かの洗脳素材は「ピリリ」DVDであった。

キャプテンがよいと思った。(ぉ

頑丈な防壁が崩れ落ちるきっかけは小さな穴からということもある。
まず第一段階は2004年最下位に撃沈したコンサドーレが9/23の試合を珍しく勝ったことだ。
警戒心が激しく緩んだ。
そしてダブルスタンバイにおけるリアルあいぼんのかわいさ。そしてリアルキャプテンの小ささとがんばり屋ぶりに45段階の防衛線は完全に崩壊した。

紺会場であるzeep札幌を入った時と出たときでヲタ属性に変化をきたしていた。
サカ&ハロを共存させるヲタ。

私的な国共合作である。

現在。
いままで人生で考えれない多様な方々と交流を持たせてもらっている。
リアルでまたわネットで。
それのおかげで精神的な破綻をきたすことなくバイトでわあるけれども働かせてもらっている。
感謝の極みである。

良い原因をつくればよい結果を得られる。

おそらくこの道は良い原因だったにちがいない。