ニコ動に思う。

えーりんえーりん!」ってなんだべか?
と思っていたのは1年ぐらい前。

最近風神録の体験版を遊び
たぶん来月には紅魔郷風神録の製品版がだぁっだと部屋に並ぶでしょうw

私は上海アリス幻樂団のZUN氏が生み出した一連の弾幕STG作品郡であるところの東方プロジェクト。そして数々のクリエイターが生み出した二次製作作品を知るきっかけはニコニコ動画でしたね。

たぶん東方MADの影響だと思うのですが。
今週末には東方の音楽をアレンジしたグループが集うライブイベントFlowering Night 2008のチケットが即日完売という大盛況ぶりだったそうで。
同じ会場で
前回は900人の入りで、今回は1300人満員。

しかも今回は行列になりヤフオクにもチケが流れてプレミアム化したとかしないとか。


変な言い方をすれば、小さいコミュニティでやってきたものが、ひとつのツールによってとんでもなく大きなコミュニティになってしまったということかな?

別に東方界隈って小さいわけではなかったと思いますが。

よっぽど弾幕STGが好きか、同人に興味がないと接することができなかった世界がニコ動を通じて知ったという風にみればすごい人数が東方に触れたって言ったほうがいいのか?

自分そうなんですが。



ニコ動はおそらく2chの動画版的に拡大していくだろうし、問題も2chで起こったようなことが起こるかもしれない。


そこで取り上げられた題材が拡大し消費されて、打ち捨てられていくことも2chと同じく起こるだろう。




果たしてそういう単純に消費されていくことが、いいことなのかと考えると、よくはないのだろう。
2chは世代の経験を匿名であるというこどで平均化した。平均化されたなかで情報が取り上げられ消費されていく。
時に祭りと称し、または炎上と称して一時的に盛り上がっては消えてゆく。



これは人間が短絡的になっていることではないかと思う。
ちなみ自分は気が短いし、長い時間を要する取り組みはニガテだ。



どっしりと腰をすえられる人間が日本には減っているのだろうか?


いるのかもしれないが私がただ見ていないだけなのかもしれない。





オチがないと嘆きながら今宵もニコ動を見る。